<完全版>社会人大学人見知り学部卒業見込(若林正恭)
とても面白かった。めちゃめちゃ好みのエッセイ。
全面的に共感できるわけじゃないのだけれど、それめっちゃわかる!!!
という強烈に共感できる考え方がちりばめられている。
以下引用
「結果」というものを唯一の社会への参加資格としていたならば、値の変動に終始一喜一憂したまま人生を送っていかなければならない。と感じた。そして、「結果」というものが楽しく生きることにおいて自分にはあまり有効なものではないように感じ始めた。(中略)自分の胸を探ると、掴めるのはいつも過程だった。あれをあれだけやって、めんどくさかったし、大変だったけど楽しかったな。完璧にはできなかったけど、自分なりにやったな。そんな単純な想いだけはいつも値が下がることなく胸に残っているのだ。「結果」はいつもそういうものの後に後出しじゃんけんのようにやってきた。(中略)特別な才能がないから自己ベストを更新し続けるしかないという諦めは、僕にとって自信になった。
(引用終わり)
という部分がとても心に響いた。
自分の主観的な、楽しい。よくやった。というような感覚を大切にしようと思った。
また、いい年して、LINEのグループを、以下にしてバレずに退会するかを考える若林さんの話は本当に面白くて電車の中でニヤニヤしてしまった笑
色々な楽しみ方ができる本だと思うので皆様是非読んでみてください!!!