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読んだ本にちょっとしたコメントを添える気楽に読める本ぶろぐ。

海賊とよばれた男

 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

 

 

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出光興産の社長、出光佐三氏をモデルとして、実話に基づいて書かれた小説。出光佐三氏がモデルとされた、主人公、国岡鐵三が「人間尊重」という信念を堂々と貫く様が活き活きと書かれた作品。超絶面白い!!! お金を稼ぐために働くという考え方から好きなことをして暮らしていくという考え方が広がりつつあるこの時代に一番の財産とは「人間関係」ではないだろうか。なぜなら、好きなことを認めてくれ、自分に投資してくれる人がいてくれて初めて、好きなことで生きていけるからだ。

 


国岡鐵三の「人間尊重」を貫く姿は私たち現代人にもなにか響くものがあるのではないだろうか?

 


是非ご一読を!